ブログトップ

センセのガッコ奈良

sensenogak.exblog.jp

いい教育がしたい!とがんばる奈良の先生のために

<   2007年 08月 ( 3 )   > この月の画像一覧

a0098514_2048767.jpg

[PR]
by sensenogakko | 2007-08-21 20:48 | 教育書
2.具体的なとりくみ

①班編成


 私は、学級びらきと同時に班を導入することが多いです。

班は、子どもたちの交わりと自治のための集団です。

それは、一人の問題をみんなの問題に、また、みんなの問題をひとりの問題にするためにあり、また、問題を学級にもちだし、自治を発展させていくためにあります。

むずかしく書くと

①班は、一人ひとりの児童の居場所であり、自立の根拠地である。

②班は、友情と連帯をとりむすび、発展させていくための集団である。

③班は、学級の意思決定を行う討議・討論のための基礎的な集団であり、一人ひとりの児童が学級の生活と自治に参加していく拠点である。

ということになります。

このために子どもたちになぜ班を導入するのかを説明し、合意を得ることが必要になります。

学級がスタートした当初の班は、その期間を示した上で教師が編成することが多いと思います。

編成方法は、

(ア)教師が、リーダー的な子どもを予想して、彼らを中心にして編成する。

(イ)教師が席や名簿に従って無作為に編成する。

(ウ)くじやじゃんけんにより編成する。

(エ)好きなもの同士による編成 

などが考えられます。

 いずれの編成を行うにしろ、教師は学習、当番、係活動などを通して、班長会などに指導を行い、子どもたちの関係のくみかえやリーダーの発見・指導にちからを注いでいきます。
[PR]
by sensenogakko | 2007-08-21 20:44 | 教育実践
②どんなことにとりくませてきたか

(1)とりくむ課題は小さなことから


 少しの努力で子どもたちが達成感をもてるとりくみを短期間に日常的に入れていく。結果ではなく過程を評価していくことの積み上げを。

管理的なとりくみは個人の家庭事情も考慮に入れて。例えば、忘れ物のとりくみ

《例1》集中のとりくみ

 授業のルールとして、教師や仲間が発言しているときには、そこに集中することを厳しく求めます。私語を許すことは、他人を軽んじることを許すことです。

「全員がかしこくなってほしいから、集中して授業に望む力をつけてほしい。それは人として大切な学力だよ。」と説明しながら、楽しくとりくんでいきます。

 ◆「集中は○秒で」「ジャイアンで集中」

《例2》発言競争

 事前に、詩「教室はまちがえるところだ」を読み合わせておきます。

 各班で発言できる数を話し合わせて一週間で何回発言できるかを目標にして発表させます。
質問や音読なども発言に数えます。

このとりくみの中で他人の発言にからんで発言してくる子どもや普段は発言しない子などを評価し、そのために援助や励ましを行っている班を評価していきます。

《例3》落とし物さんさようならプロジェクト

 落とし物をいくつまでなら許せるのか各班で目標数を決めます。

一週間で目標内に落とし物を減らすようにとりくみます。

教室の中にいっぱい落ちている様々な学習用具やプリントが一気になくなります。

ただし、目的はあくまで子ども相互の関わり合いをつくりだすことです。

《例4》漢字テストめざせ全員合格

 5問出題。ドリルから前日に出題する問題を示しておきます。

 全員4問以上正解で合格。

合格すると達成お祝い会(給食時間にビデオを見る、宿題なし、ドッジボールなど)を企画。

班を2つに分けた学習班での教え合いや声かけを促していきます。

《例5》各学期まとめの会やお誕生会

 班長会が中心になって企画し、学級討議にかけさせていきます。

原案の書き方や準備など、彼らを通して教えていきます。

ただのどたばたしたお楽しみ会だけではなく、学級の前進を確認できる中身も入れるように求めていきます。(例、遠足での出来事の劇、社会科で習った地名クイズ、リコーダーの発表など)

《例6》学級内クラブ

 2人以上集まれば、だれでもつくれる。帰りの会で活動報告。

入るのも出るのも自由。居場所のない子どもたちの居場所づくり。

子どもの再発見にもつながる。
[PR]
by sensenogakko | 2007-08-21 20:41 | 教育実践