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センセのガッコ奈良

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いい教育がしたい!とがんばる奈良の先生のために

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8月26日(火)9:30~12:00 
「低学年の紙工作」奈良教育大学付属小学校図工室
講師:山室光生先生
(奈良教育大学付属小学校教諭、奈良美術教育の会)


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6人の参加でした。
山室先生から、工作は、「つくって、遊べる。」「つくって使える」ものがよい。
現在の指導要領がすすめる「つくることを楽しむ」では、
子どもたちの中に完成した達成感が生まれないことになる
ということで4種類の製作に挑戦しました。

(1)「グルグルうずまき」
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右利き用、左利き用の型紙を用意し、はさみで曲線を切るときのコツを教える教材です。
糸を付けて手に持って走ると、グルグルとよく回りました。
裏表の色を変えていると特に綺麗です。
たこ糸を持って走るだけでなく、ベランダにつっておくと風に揺られて飾りにもなります。

(2)「トロッコ」
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1枚の画用紙で荷台を作り、牛乳キャップの車輪を付けます。
1枚の画用紙から、箱に仕上げがるのが不思議です。
ストローと串と牛乳キャップで、よく走るトロッコが出来ます。
とてもよく走り、2両、3両とつないで遊ぶもの楽しいです。
連結が切れると作品を踏まれてしまうか可能性が高くなるので、ご用心。

(3)「ビニール凧」別名「ぐにゃぐにゃ凧」
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-簡単に作れて、よく揚がる凧です。
最近は、キッドで売っていますが、材料は個別にそろえる方が格安です。
よく飛びました。

(4)「ぶんぶん飛行機」
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飛行機の飛ぶ原理を説明しながら、つくる飛行機はモデル飛行機並みのすばらしさです。
ぶんぶんなるのは、鳩目に秘密があります。
これはつくる価値有りです。

子ども以上に夢中になった工作の時間でした。

◆感想文

手作りで工作していくことh、大好きなので、どうしたら楽しいかを考えます。
子どもたちのために、なるべくお金をかけずに創造力を養うかを大切に思います。
今日は山室先生のひらめきと楽しい授業で、子どもたちの立場になって学べました。
ありがとうございました。
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by sensenogakko | 2008-08-31 16:51 | 教育基礎講座
教育のつどい2008記念講演 井上ひさしさん
「憲法について、いまどうしてもつたえたいこと」

□戦争を絶対なくせる法?!
 第1次世界大戦後、あまりに悲惨な結果に、デンマークのフリッツ・フォルムという将軍が「戦争絶滅うけあい法案」を提案した。その内容は、戦争が始まったらすぐに、国家元首とその家族、大臣、国会議員(戦争に反対した人を除く)を最前線に送る。年齢や健康状態は一切考慮しない。妻や娘は看護婦として野戦病院に送る、というもの。そうすれば戦争はなくなると。
 この提案には背景がある。第1次世界大戦での死者は95%が軍人で一般市民は5%にすぎなかった。ところが、第2次世界大戦では軍人と一般市民の死者の数が拮抗し、朝鮮戦争で軍人16%:一般市民84%、ベトナム戦争で軍人5%:一般市民95%と逆転している。イラク戦争での死者はWHO調査では米軍4000人、イラク人15万人としているが、ある医学専門誌の統計ではイラク人の死者65万人となっている。負傷者はその10倍と推定され、さらに国外に逃れた人が400万人。イラクの人口は2500万人だから、戦争が起きれば国民の半数以上が死傷あるいは難民となっている。これが戦争のリアルな現状である。
 最近、『論座』で「31歳フリーター。希望は、戦争。」という論文が話題になった。格差と貧困が広がる現代では、戦争になればチャンスがめぐってくると考える若者がいるかもしれないが、それはまちがい。なぜなら、戦争が起きれば死ぬのは一般市民であり若者自身だから。正しい戦争はない。平和とは、戦争が無いだけでなく、将来に希望がある状態をいう。1%でも希望があれば生きられる。

□日本国憲法から生まれた南極条約
 敗戦後の日本が、戦勝国による占領状態からどのように立ち上がったか。日本国憲法をつくり、サンフランシスコ条約で独立し、国際社会に復帰した。そのとき、まず頑張ったのが国際共同の南極観測。それが学術面における日本の国際社会への復帰になると文部省も一生懸命だった。
 ところが、観測に参加していた7カ国が南極を自分の国の領土だと主張。また、米ソが、それぞれ南極に軍事基地をつくるのではないかと疑い対立していた。
 そのとき、文部省の木田宏という広島出身の若い官僚が南極観測にかかわる仕事をしていた。彼は、学徒出陣から戻ったら原爆で家族が全滅していた。文部省に入り「あたらしい憲法のはなし」という有名なパンフレット、中学校の副読本を書いた人でもある。この人が南極の会議で各国代表がもめているときに、「日本は戦争放棄の新しい憲法を持ってスタートした。これを一晩読んで、明日もう一度話し合ってほしい」と大演説をして英訳した日本国憲法を配布した。各国代表も度肝を抜かれて、話がまとまった。それが1959年の南極条約です。内容はいたってシンプルで、領有権は凍結。人類の共有財産である。軍事利用は禁止。科学的な調査活動だけ、戦後の国際条約の中で最良のものの一つです。 1966年には宇宙条約ができる。大気圏外は人類共有のものであって、軍事利用や核使用は禁止する。これは南極条約がモデルになっています。1968年には中南米が非核地域の条約を結び、さらに海底条約、南太平洋の非核地帯化、東南アジア非核地帯条約へ。アフリカ統一機構でも非核化を打ち出し、南アフリカ共和国はその際、すでに保有していた核兵器を廃棄した。中央アジアでもモンゴルが非核宣言をしている。
 日本国憲法を読んだ人が感動して、南極条約をつくり、それをお手本にして次々に国際平和条約がつくられている。戦争でもめているのは世界の中ではもはや少数派だ。
 オランダのハーグという都市では、これまで歴史的に重要な事柄が決定されてきた。1899年の第1回万国平和会議には26カ国が参加し、使用してはならない非人道的な戦術や捕虜の取り扱いなど、戦争のルールを定めたハーグ陸戦条約が成立した。1907年の第2回会議では44カ国(第1回の約2倍)が参加し、中立国の権利と義務に関する事柄が決められた。そして1999年の第3回会議では、“日本国憲法9条にならい、各国は戦争を禁ずる決議をすべきだ”とするアジェンダが採択された。我々は孤立しているわけではなく、日本国憲法の平和の理念を守り生かすことが世界の流れである。

□憲法「改正」を阻止するために
 現政府は憲法「改正」を目論んでいるが、そもそも日本で彼らの目指すような憲法「改正」は可能なのだろうか?答えは「不可能」。憲法99条では、総理大臣をはじめ各国務大臣、公務員には憲法遵守の義務を定めているため、憲法「改正」を唱えること自体が憲法違反となるからだ。
 憲法が簡単に変えられてしまわないよう、各国にも厳しい規制がある。イタリアでは139条で憲法改正禁止が謳われ、フランスは8条で「共和制」が護られるようにされている。アメリカ合衆国では修正5条で連邦会議の部分については変更できないと規定。ドイツでは、基本的人権の部分には手がつけられない。
 日本国憲法も然りである。これからも日本で9条改憲をめざす動きを監視し、心をひとつに団結してみんなで阻止することが大切だ。
            (教育のつどい2008速報 No.5より転載、文責は編集部)
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by sensenogakko | 2008-08-21 16:53 | 教育実践