ブログトップ

センセのガッコ奈良

sensenogak.exblog.jp

いい教育がしたい!とがんばる奈良の先生のために

a0098514_23532550.jpg


『発達障害と向き合う 子どもたちのねがいに寄り添う教育実践』
青木道忠・越野和之・大阪教育文化センター 編
宮本郷子・大島悦子・堤由香里 執筆
クリエイツかもがわ 1800円


2007年度より鳴り物入りで特別支援教育が始まりました。
書店にいくと読みきれないほどの「特別支援教育本」が並んでいます。
そんな中で私のオススメの本のひとつです。

この本には、奈良教育大学附属中学校の障害児学級担任の
堤由香里先生が執筆されています。
アスペルガー障害の木村君の成長をふりかえる三年間にわたる実践の記録です。

いわゆる「特別支援教育本」の多くが、あまりに
医学や心理学の概念や方法による「特別な」「個別的な」「配慮や対応」を進める教育
ばかりが説かれているように思える中で
子どもを育てていくのは、「集団」や「行事」や「教科学習」といった教育課程や集団の力である
とされているのは、大いに共感するところです。

                                                    Y.Y

この本のお求めは新風堂書店で!
本のご注文は 電話 0742-71-4646 または メール shinpudo@myad.jp まで





[PR]
# by sensenogakko | 2007-04-29 10:55 | 教育書
●すれちがいの特徴

・子どもだけでなく保護者が傷つきやすくなっている

わが子が傷つけられると、
①素直にその傷を認めることができず、自分も傷つけられたと感じ、
自分を守るために他者を攻撃する。
②子ども以上に深く傷ついて自信をなくしてしまう。

・教師と保護者(=大人)が共に子どもを育てるという関係にならない

教師-子ども・子どもに迎合した保護者
教師-子ども  子育てから逃避している保護者 
という構図になってしまう。

・すれちがう保護者のパターン① 生活が乱れ、子育てに無関心な保護者

人格的に未熟な人が多い。近所づきあいが苦手、参観中におしゃべり、逆ギレするなど。
また、くらしが大変で、子どもの面倒を見切れないケースも多い。
学校諸費を滞納したり、保護者どうしのトラブルを解決できないこともある。
仕事に忙しすぎる父親は、子育てに十分に参加できていないことが多い。
クレームをつけるときだけ「父親らしいところを見せよう」と登場することもある。

・すれちがう保護者のパターン② 教師や学校の「権威」に反発し、クレームをつける保護者

新自由主義的な思想から、教師や学校も「教育サービス商品のひとつ」と相対化してとらえている。
だから「力量のない教師=不良品」とばかりに、率直にクレームをつける消費者のように振舞う。
このような保護者は、高学歴の方に多く、私学進学や塾習い事で教育サービスを買おうとする。
子どものために少しでもいい「教育環境」を与えたいと思い必死になるが、安心して白紙委任できる先を探しているだけの場合が多く、自ら学級や学校の運営に積極的に関ろうとしない傾向にある。だから「先生なんとかしてください」「先生は何もしてくれない」というクレームを繰りかえす。
マスコミの教師・学校バッシングに煽られ、「信用できない」「見張っていないといけない」と思い込んでいる。
些細なミスでも許せず、クレームをつけようとする。校長、教委、文科省にもクレームを伝える。

・すれちがう保護者のパターン③ 子どもに迎合してしまう保護者

わが子かわいさのあまり、子どもを他人として見ることがなかなかできない。
保護者が教育的にわが子と向き合うという姿勢が弱い。
わが子が傷つけられると過剰に反応し守ろうとするが、わが子に非があっても、「わが子を信じる」あまり迎合してしまう。
子どもに迎合し、一家で教師の悪口を言い合う。共犯的になってもわが子との「よい関係」を維持しようとする
子どもと関係が悪くなるのを恐れ、きつく叱ったりしつけしたりできず、甘やかす。
ときには、子どもとの関係を悪くする要因をつくったとして教師や学校を恨む。
[PR]
# by sensenogakko | 2007-04-25 23:33 | 教育実践
保護者とのすれちがいを出会いに変えるために
~保護者と共同する力は教師の新しい専門性~


■ 教師の本音 「子どもより親がこわい」

・退職、休職、転勤の原因は保護者との軋轢という教師が増えている

・少なくない教師が、保護者とのすれちがいが原因で燃え尽きかけている

「保護者に自分の思いがわかってもらえない」
「保護者や家庭に対しては無力を感じる」
「管理職が保護者のいいなりになった」
「とことん話しあわないで、すぐに教育委員会にクレーム」
「子どもの言い分をうのみにして、学校=敵として責めてくる」
「担任を交代せよと署名運動が行われた」
などなど

・保護者の問題が子どもの発達のもつれの原因になっているケースが多い

・教師と子どものすれちがいに保護者が介入してきて、教師と保護者のすれちがいになっているケース

・保護者と共同する力は教師の新しい専門性 この力なしに教師を続けていけない状況

・専門性というなら、共同のための事例研究、原則やスキルの探求が必要


■ 保護者のタイプとすれちがいの特徴

●保護者とのすれちがいのケース

・「うちの子はそんな風に言っていません」
・「教育委員会に言いますよ」
・「うちの子は悪くありません。あの子のせいです」「先生のやりかたが悪いんです」
・「うちの子ばかり目の敵にしているんじゃないですか」「それは一方的な見方です」
・「あの子とクラスを別にしてください」
・「担任をかわってください」「先生は信用できません」
・「不登校になったのは、学校の責任です」
・「点数・成績のつけ方がおかしいんじゃないですか」
・「もっと宿題を増やし(減らし)てください」
・「隣のクラスは・・・。なのに、先生のクラスは・・・」
・「塾ではこう言われていますから」
・「受験のための授業を重視してください」
・「なぐってくれてもいいですから、厳しく指導してください」
・「あの子とは遊ぶなと言っています」
・「義務教育は無償だから、給食費は払いません」
・「先生には力がないからと子どもにもいいました」
・「年下なのに」「結婚もしていないのに」「子どもがいないのに」
・(けがや心の傷を与えているのに)「謝りません」
・時間に関係なく「先生・・・」と電話
などなど
[PR]
# by sensenogakko | 2007-04-24 23:20 | 教育実践
日程、会場が変更になっていますので、ご注意ください。(2007.4.29)


a0098514_10523073.jpg

[PR]
# by sensenogakko | 2007-04-10 22:55 | 教育基礎講座
ブログは、記事の右下隅にある comments をクリックすると
感想や意見を書き込んで残すことができます。

ぜひコメントを残してください。
そうすると、訪問者や管理者と交流ができ、楽しいですよ。

「名前」 は ペンネームで結構です

「URL」 は 記入しなくてもいいです

「パスワード」 は 記事を削除するために必要で
           覚えられる言葉を書いてください

「コメント」 は 短い文でいいので、気軽に書いてください

[PR]
# by sensenogakko | 2007-04-09 22:59 | はじめての方へ