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センセのガッコ奈良

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いい教育がしたい!とがんばる奈良の先生のために

小学校体育実践連載① 「側転やりませんか!」

4月19日(土)教育基礎講座①「体育」の講師でお世話になった牧野満先生に
小学校体育の授業について連載していただくことになりました。
学校体育研究同志会大阪支部のHP奈良ブロックのブログも一緒にご覧ください。


側転やりませんか!

                       学校体育研究同志会 牧野 満

今回から、体育にまつわるお話を数回にわたってしようと思います。
1回目回は、側転のお話です。

週刊紙のダイエット食品の広告欄ページには、
使用前、使用後の写真がよく載ってあります。
ダイエット食品の効果はどうかはわかりませんが、
体育の授業では、できるようになることはもちろん、
できなかった自分ができるようになった事実を是非確かめさせたい と考えています。

私は、1学期のマットの授業では側転の学習を行い、みんなで側転の完成を目指します。
週一回の体育館体育であれば水泳までの授業では8時間ぐらいですから、
これがみんな習熟するためには最低の時数だと考えます。

1時間目は「いきなり側転」というのをやります。
示範した後に見よう見まねで側転をしてもらいます。
まだ学習していないのだから当然多くの子どもはできません。

芋虫のように転ぶ子ども、どちらの手を着いたらいいのか悩んでいる子どもがいますが、
何でもOKなのです。
「へたくそで当然。かめへんかめへん。」と言いながらその姿をビデオに収めます。

中には、初めから上手にできるがいます。
その子にはこれからの学習で、グループの中心になってがんばってもらおうと思うので、
上手にできている子どもを見つける時間としても、いきなり側転の時間は大事になります。

そして、側転の学習に入ります。
系統的な指導で子ども達は確実にできるようになっていきます。
何で側転なのか?とか、技術指導の系統性はここを参考に。
http://www6.plala.or.jp/manzo/dosikai-j-sokutensido.htm

側転の学習をした後、5月の参観を発表会の時間にあてます。
参観では、授業の初めに以前撮った「いきなり側転」のビデオを見せます。
子ども達も初めて観るビデオなので、「こんなにへたくそやったん」とか、
以前の自分の姿に驚きや笑い声が起こります。

そして、おうちの人の前での発表会。みんな真剣な顔をして演技をしています。
上手下手の差はあっても、初めの子ども達の姿を知っているので、
それぞれの子どものうまくなった姿に拍手が送られます。
子どもはどの子も満足したいい顔をしています。
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by sensenogakko | 2008-05-04 11:53 | 教育実践