7月24日(月)教育基礎講座「模擬授業」
参加者は40名でした。
『朝の会・終わりの会』 講師:西田隆至先生(奈良県生活指導研究協議会)
《感想》
◆班会議の具体的な指導方法が見えてきました。
話し合っている子どもの立場に立って指示をすることも大切だなと思いました。
朝の会、終わりの会は、いつもばたばたしていましたが、これからは、大切にしていきます。
◆負けたら勝ちのじゃんけんから始まって、とても楽しい気分で始められました。
班長を決め、班長に指示を与えることで、責任感を与えることができるし、
一人一人がリーダーシップを持てるようなやりかたでした。
帰りの会はしていますが、朝の会は少しおろそかになっていたので、
参考にさせていただき実践できればと思います。
◆班長が班員のことを考えていけるようにするということが、とても大切だなと思いました。
普段から班長さんを活かして自主的に活動していく子どもたちを育てていきたいと思いました。
◆班長を活躍させる朝の会は初めてでした。
リーダーを育てる朝の会、そして自分たちで話し合いができる組織を
こうやって作っていくんだなあと目からウロコでした。
◆子ども同士で話し合いをさせることはむずかしいですが、
ある程度ルールを設定することによって、自主的な意見交換の場となることを学びました。
教師がいなくても自分たちでルールを決めて、
自分たちがすごしやすくできるクラスを目指してがんばります。
1時間目~『一つの花』模擬授業 授業者:三嶋慈子先生(元奈良市小学校教師)
《感想》
◆「文学教材は人間について学ぶ授業だから人間的な共感を大切にしたい」
という言葉がこれからの授業づくりの道を指してもらうものであると勉強になりました。
楽しい授業づくりのためにこれからも勉強しつづけていきたいと思います。
◆一つの言葉に着目して深く考えたり、一人の意見からつないでいったりということの大切さがわかりました。
深く考えて意見をつなぐ中で、子どもたちにも楽しいと感じることができるように思います。
文学を学ぶ中で、生活面での人との関わりについても考える機会になると思いました。
◆自分も知らない時代の文学作品で、子どもたちと学びながら授業をしてきた覚えがあります。
一つ一つ丁寧に言葉や思いをひろって学習していく形に入り込んでしまいました。
教材をよく読み込むことから始めたいと思います。
◆「文学は人間探求」ということを改めて実感した授業でした。
丁寧に読み進めていくことで、子どもたちの表現力やイメージして考える力が
しっかりと自分のものとなっていくんだろうなと感じた授業でした。
◆今日学習したような授業をしたことがありませんでした。
今日した方法ですると、一文一文や一つ一つの言葉に大変注目することができ
ぜひ授業でやらせてもらいたいと思いました。
現在は2年生を担任しているのですが、2年生でするとしたら、同じようにできるでしょうか?
2時間目~『あまりのあるわり算』模擬授業 授業者:奥野つね子先生(算数・数学の会)
《感想》
◆大きい数のわり算が苦手だったけど、しっくりきました!!
10ずつくばるといつ足りなくなるのか というところが、わかりやすいなあと思いました。
89÷21=? は見通しが立ちにくいけど、 89 を 80 と 9 にわけて
21 のますにならべていくと、あと一つのところに
あといくつ入れないといけないか、よくわかりました。
筆算しなくても答えがでるのがすごいと思います。
◆ついつい教科書の上だけですすめてしまうことを反省しました。
具体物を使う中で、答えを出すだけでなく、
なぜそうなるのかも深く考えることができるのだと改めて感じました。
◆アクリルブロックの教具は、ぜひ使ってみたいです。
子どもたちが楽しんで操作する姿を思いうかべながら学習させてもらいました。
牛乳パックなど少しずつためて、楽しい教具づくりをしていきたいです。
◆秋に校内研究で「あまりのあるわり算」をすることになりました。
今日の授業で具体物を使い、子どもたちの手と頭をつかってすすめていくことの大切さを知りました。
ありがとうございました。
◆あまりのあるわり算では、私も教育実習でやったことがあるのですが、
子どもたちにとって「あまり」というのがスッと入りこむことができずに苦戦しました。
今日の「あまり箱」をつくると、わかりやすいなあと思いました。
とても勉強になりました。
模擬授業終了後、15名ほどで夕食交流会を行いました。
これから、いろいろな先生にセンセのガッコ奈良のスタッフ的に関わってくれるとうれしいなあと思っています。
今後の教育基礎講座の内容などについてのリクエストもお待ちしています!
会場では、新風堂書店さんによる教育書の販売も行われ、休み時間にはにぎわっていました。